芝居を手にした黄兎の日々

芝居を再び手にした私が繰り広げる、やや外れた日々。
でも、きっと面白い日々に違いない。
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秋公演「ここだけの話」を終えて

すっかり冬の、12月になりました。
北陸よりも、関東なんかのほうが雪が降ったりして、
よっぽど雪国っぽいんじゃないかと感じております。(笑)

秋公演「ここだけの話」が終わり、1週間がたちまして、
私は春公演の練習をしています。
ようやく秋公演の面々も冷静に振り返られるのかなぁと
思っております。

秋公演はスタッフをちょろちょろやりながらも、
やっぱりどこかで私だったらこうするのに、という
思いがあって、稽古を見ていても、こうしたらいいかなとか、
自分ならこう演じる、というのが先立ってしまいました。
じっくりこの公演を受け止めることができなかったのが
反省点です。

今回は、演出という点で、登場する高倉と明日香の
年齢設定を、多分台本から読み取れるものよりも、
20歳くらいプラスしたような感じのものにしています。

じゃあ、この設定でやるならば、どう作れば成立させられるのか、
自分なりに考えたことをメモ代わりにまとめておきたいなと
思います。




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とりあえずほっと一息

月末から月初めにかけてやらなければいけなかった締切を
何とか越えることができました。10月30日にブログを
書けていたのが奇跡的、といっても過言ではないかも。

最終的には泣きながらデータを直していましたが、
何とか無事に形になりそうです。
これを形にするまで約2か月程。本当に一緒にこれに
関わってくれた方、そしてこれから関わってくれる方には
感謝しかないです。もう正直自分のやりたいこととか
わがままに付き合ってもらってるだけですからね(笑)

そんなわけで、その形のお披露目は

11月12日(土)です!!!!

もちろん、そのお披露目の場所は、

劇団フロンティア シアター第42回公演!!

ここから、私たちの最初の1歩がスタートします。
ここに間に合わせるために、本当に皆に助けてもらいました。

演劇を観るために来てほしいのはもちろんだけれど、
それだけじゃなくて、私たちの最初の一歩から、
応援していただける、そんなみなさんと出会わせて
もらえないでしょうか。

シアターにきていただいて、そしてゆっくりと、
客席でパンフレットを開いてみてください。
私からのメッセージが少しでも多くの方に届きますように。

そして、一番最初に、その形をお届けできるのが、
わたしたちを好きでいてくれる大切な大切なあなたで
ありますように!!



==============================

劇団フロンティア シアター第42回公演
「ここだけの話」
作・高橋いさを  演出・鮫沢祐二
平成28年
11月12日(土)19:00開演
11月13日(日)14:00開演
11月19日(土)19:00開演
11月20日(日)14:00開演
11月26日(土)19:00開演
11月27日(日)14:00開演
※開場は開演の30分前です。

キャスト
高倉健作  森 隆俊
神山明日香 岸本 美佳
ベルボーイ 佐藤 幸雄

チケット
前売 1200円  当日1500円
高校生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料

チケット取扱い  ★発売中★
黒部市国際文化センター コラーレ
入善コスモホール
富山県民会館チケットセンター(アーツナビ)
ショッピングセンター メルシー  ほか

Webチケット予約フォーム ★予約中★
http://form1.fc2.com/form/?id=798248
・チケット代(1200円)は当日受付にて精算下さいませ。
・当日受付にて、「お名前」「制作のとえみ扱い」の旨
 お知らせください。





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ぎゅうぎゅうな毎日

のとです。公演前で、秋公演と春公演の準備がマジかぶり
していまい、もうぎゅうぎゅうです。それももう終盤で、
ようやく、ようやく来週の頭になんとか事が済めば、
とりあえず一段落、という状態です。
気分転換にブログ書こうかな、なんて、そんな気力が全然
なくて、ギリギリストレスを別のところで解消している、
という感じです。

おかしい!!仕事から帰ってまた家で仕事みたいなこと
してるなんて!!(笑)

今回、春公演は好き勝手やらせてもらえるので、自分が
やってみたかったことをとにかく全部詰めることにしました。
これが終わったら地球滅亡しても大丈夫なくらい詰め込んで
居ます。そんな中で、いつもは一人で全部作ってしまうことを、
時間をかけて、周りのメンバーと一緒に決める、というのを
やりました。やっぱり、一人で作るとそれは自分だけのものに
なってしまうなぁと思っていたので、春公演だけは、参加する
メンバー全員が、ある程度納得する形のものとして進めて
行きたいなと思っているからです。

どうしたって、みんな好きでやっていることだから、
それぞれの好きの度合いで温度差が生まれちゃうんですよね。
この人は一所懸命やってる、この人は全然協力してくれない。
そういうのが目に見える形で現れるのが本当に好きじゃないです。

だから、そうじゃないようにしようと思っています。
何が必要かって、絶対的に自分の気持ちを伝えることが必要だと
思っています。
自分がこうやりたいから、周りが察してくれる、なんてそんな
都合のいいことはありません。
打ち合わせをしなかったせいで起きた小さなミスや、
自分はこんな風にしたくなかった、こうして欲しかった、っていう
ことは、あらかじめそれを声なり言葉なりで伝えれば防げること。
同世代でも、家族でもそういう擦れ違いって起きるんだから、
それが演劇みたいな、幅広年齢層が一緒につくってる場所で
起きないってことはありえない。

だから、どんなツールを使ってでも、私は思ったことを周りに
伝えるように気を付けている。けれども、「メールなんかじゃ
伝わらない」っていわれちゃうのは悲しいです。
個人的に、それはその言葉を言った人が、「自分にとって
メールは一番ウエイトを占めているツールではないから
やめてくれ」って言ってるだけなんだ、って思ってるけど、
今の時代にやっぱり合っていない考え方だなって思っています。
そういう人には個別に対応するけれど、それって手間だなぁって
思います。そして本人は、それが手間だということに気が付いて
いない。そういうのを見かけるたびに、幸せで不幸な人生を
送ってきたんだなって思います。

まぁ、そんなわけで、ようやくこのようなことを考えられる
余裕が生まれてきたので、ぼちぼちネットの世界にも戻って
来られるんじゃないかと思います。
もう11月目前。
ここで告知を頑張るかどうかで、観に来て下さるお客様も
変ってきますしね。

告知は改めて記事にしますので、そちらもぜひ。
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公演のメイキング動画2本を作るまでのお話

コラーレ公演の稽古場メイキングと本編PVの動画の
2本を公開中です。







同じ作品の中で、稽古場メイキングと本編PVを
アップしたのはこれが初めてです。
いや〜、よくそんな時間あったな!(笑)


最初、コラーレ公演の依頼があった時点で、
小中学生も楽しめて短い作品、を考えたときに
「広くてすてきな宇宙じゃないか」が私の中で挙がり、
提案させていただきました。
最初はフロンティア団員のみで演じる予定だったのですが、
見る方が小中学生であれば、年齢が近い役者が出演して
いた方が親近感がわく、できるだけ実年齢に近い方がいい、
という話が挙がって、コラーレドラマキッズ、劇団ふだいへ
出演相談をさせていただき、企画が動き出しました。

この時点で劇団フロンティアの秋公演についても
企画が挙がっており、稽古期間も7月終わりからであれば
短いし、「同じ作品を違う演出でやってみてはどうか」
というコンセプトが持ち上がりました。

結果、それはキャスティングの関係でかなわなくなって
しまったコンセプトと公演だったのですが、当初私たちは

「同じ演目を、ほぼ同じキャストで、違う演出で上演する」

という企画でコラーレ公演、秋公演の準備を進めていました。
「ほぼ同じキャスト」としたのは、子役のメンバーが
秋公演にも出られるかわからなかったため、抜けたキャストを
現メンバー+αでシャッフルする、という予定でした。
結果、このメンバーだけではシャッフルしてもキャストを
埋められなかったので「広くてすてきな宇宙じゃないか」の
上演はなくなってしまったわけですが・・・。

そんなわけで、私の中で、
「コラーレ公演を観に来られなかった人が、
 どうやったら『同じ演目を違う演出で楽しむ』という
 コンセプト部分を多少なりとも享受してもらえるか」
という問題がありました。

ただ、その点は必ず感じてもらわなくても、
秋公演だけ観た人は、それだけでも面白いと思ってもらえると
思うので、さほどこだわらなくてもいい、かなという思いも
ありました。

普段は写真で様子を紹介しているだけだったので、
やはり、「演出の雰囲気」を感じてもらうには、動画の方が
いいなと思い、動画でのPVを作ることにしました。

稽古場メイキングは、自分のPCスペックでどの程度までの
動画を編集できるか(耐えうるか)、というのを知るために
つくりました。本編PVがメインだったのですが、動画を
撮影できるのがゲネプロの1回だけというのが結構大変でした。
1発撮りで、欲しいカットをすべて撮りきれなかったのが
大変でしたが、何とか形になったかなと思います。

結局秋公演は演目もコンセプトも没になってしまったので、
動画自体の意味がちょっとなくなってしまったかなぁと
思ったのですが、見てくださった方も多くて、よかったかなと
思います。
カット割りやコンテの流れが甘いので、その点はもうちょっと
勉強できればいいですね・・・。

ちなみに使用ソフトは、
premiereEL8、Windowsムービーメーカー、つんでれんこ
です。動画を編集して動画を作ったのは初めてだったので
大変でした・・・。(おもにソフトが落ちまくって)


久しぶりの動画製作でしたが、カットを選んだりしているのは
楽しかったです。稽古場メイキングでは、本編には関係ない
動きとかシーンとかも入れられて楽しかったです(笑)

作品を知ってる方は、「こんなシーンないだろ!」と
突っ込みながらみていただければ面白いんじゃないかと思います。

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コラーレ公演を終えて

先日はコラーレでの公演にご来場いただきまして
ありがとうございました。
久しぶりに大きなホールでの公演でとても気持ちが
よかったです。声を張るのは久しぶりだったし、
他の人より響きやすい音域を使っていたりして
ちょっとずるいかなという部分もありましたが(笑)
個人的には気持ちよく終われてよかったかなと思います。

劇団広報としてはブログに書かせていただいた感じだと
思いますので、こちらをご一読ください。
http://theater-frontier.seesaa.net/article/440374239.html

ここは個人のブログなので、一個人として感じたことを
メモ程度に書いておければいいかなと思います。


10年ぶりくらい?のキャラメルボックスの演目で、
「いや〜・・・こんなに身体が動く台本できるかなー」
と思っていましたが、やっぱり足が、足に来ていました(笑)
仕事でも立ち仕事になってしまって、稽古でも走る走る。
次の日になっても足の疲れがとれない日々でした。

その分、演出からの「本番までに2kg減」のお達しのおかげで、
身体が軽くなったのは救いでした。
(赤シャツの公演時から、3キロくらい減らしました)

今回は子役の子達が多数出ているので、その子達よりも
動けない、というところはポイントで、キャラクターに
合わせて、そこそこ動ける、というところに気を付けました。
子役よりも動けないけれど、実年齢よりは動けるように見せる、
というところですね。

役作りを始めた頃は、結構キャラクターも迷走していて、
どうしようかなーと悩んでいたところもありました。
そのときに勉強させていただいたのが、劇団子供鉅人さんと
DULL-COLORED POPさん。

ある程度の力技を使ったとしても、やりきるとか、
滑ることを前提でやることとか、そういうのは子供鉅人さんを
観て勉強させてもらいました。
また、プロの役者さんは動ける、ということを痛感した
DULL-COLORED POPさんの公演も勉強させていただきました。
静かな芝居に出ているとある役者さんしかみたことが
なかったのですが、これに出演していて、物凄くパワフルに
動いておられていたのですね。
それをみて、うまい役者さんはきちんと基礎があって、
身体が動けて、身体が使えるというのを痛感しました。
だから、それには励まされたし、そこはプロアマ問わず、
目指すところなんだろうなと思って、動くということに
ポジティブになれたなぁと思っています。

そこで生まれたのが「今回のオオクボ」さんだったのだと
思います。いつもだったらもうちょっと投げっぱなしで、
細かい所をフォローしなかったかなぁと思うのですが、
力技も使いつつ、言葉の(気持ちの)まとめかたとかを
言葉尻まで気にできたかなと思っています。

何にしても、赤シャツに参加していた頃の私とは
意識がちょっと変わったかなと思っています。
やっぱり沢山作品を見るのはいいね。
まだまだ私の知らないことも沢山あります。
今回は本当に他の演劇を観て作れたキャラクターだと
思っています。

まだちょっと次の事が言えないので、ここで言いたいことも
実はまだあるけれど、今回はこの位で。
一緒に共演してくれたドラキやふだいの役者さんにも
勉強させてもらったこともあるし、ここが足りてないな、
という部分が目に見えてわかるようになってきたのも、
私が前進しているのかなぁと感じるところです。

次は秋公演ですよ、秋。
コラーレの公演を観に来たくても観に来られなかった
っていうコメントを結構見かけて、個人的には、
「観に来られないとか別に言わなくていいです。」派なので、
悔しい気持ちになった瞬間もあったりします。
そういう人がね、秋公演は逃げられないように(笑)

「ね?言ったよね?観に来たかったっていったよね?」

っていう感じで公演日程とか、演目とかをばばーーんと
告知したいと思っていますよ。
そういった人絶句、みたいな(笑)
広報としてはとてつもなく汚いやりかたですが(笑)

楽 し み で す ! ! !

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劇団フロンティア特別上演 「広くてすてきな宇宙じゃないか」

ようやく・・・!ようやく・・・!
夏の特別公演の告知ができました!!!><

青少年育成黒部市民会議発足10周年記念事業
劇団フロンティア特別上演
「広くてすてきな宇宙じゃないか」
http://theater-frontier.seesaa.net/article/439570258.html


今回の特別公演は、青少年育成黒部市民会議
発足10周年記念事業のひとつ、ということで、
演劇も含めたいくつかで構成されています。

個人的には、他のものを見に来られた方や、
直接参加される方にも演劇を観ていただける大きな
チャンスだなと思っています。

50周年目前の劇団フロンティアですが、
地元での知名度はまだまだ高くありません。
今でも、「初めて劇団があることを知った」という
方や、「ずっと住んでるけど初めて観に来た」
という方も毎回の公演で必ずいらっしゃいます。
まだまだ劇団フロンティア、演劇が地元に根付いて
いないなとその度に思わされています。

一見ネガティブに見える私の感想ですが、裏を返せば、
まだみぬお客様が地元には居てくださる。
そして、演劇を好きになってくれる方がまだまだ
いらっしゃる可能性が高い、という思いもあります。

食わず嫌いみたいなもので、一度見てみれば抵抗なく
演劇を観てくださるかもしれません。
ちょっと入りにくい喫茶店みたいなもので、
シアターに一度来てしまえば、次からは勝手知ったる
お気に入りの空間になるかもしれません。

そんな可能性を私たちの演劇で手に入れるチャンスだと
思っています。
ただ、簡単なことではありません。
いつもシアターに、「フロンティアが好きで、役者が
好きで」来てくれるお客様とは違います。

「休みの日なのに参加しなくちゃいけないなんて・・・。」
「特に来たくもなかったのに・・・。」
という方も中には沢山いらっしゃるでしょう。
そんな方の気持ちが少しでも上向きになる、あわよくば
演劇って面白いものだったんだな、とか、
時間がたってもふっと思い出してしまったり、頭に残って
いるもの、になっていてくれたら嬉しいなとは思います。

演劇を観ない方々に、少しでも知ってもらう、
もしかしたら好きになってもらえるかもしれない、と
考えると、本当に本番が楽しみです。
演じている私たちは本当に面白い、楽しいと思いながら
作品を創っています。そんな、楽しい、面白いと思って
いる人たちをみて、何か感じ取ってもらえたらいいなぁ。




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「赤シャツ」いつもの反省会

「赤シャツ」の公演が無事終わり、
今は次の公演に向けて準備をしています。

公演を終わらせる区切りをつけるために、
いつものように長々と感想などを書きましたので、
書き留めておきたいと思います。

今回も長いのと、作品自体うんぬん、という
感想よりは、取り組み方とか、劇団のあり方とか、
そういう部分が多くなっております。
私自身、フロンティアの所属が長くなっているのと、
運営側に足をつっこんでいるので、そういった
側面から見ることが多くなってきたから、
というのが理由です。

今回観劇していただいて、その雰囲気と余韻のまま、
また次の公演を観に来たいなという方には
おすすめしませんので、各々の状態に合わせて
閲覧していただければと思います。

また、あくまでも私が思ったことであるのと、
いつも通り、これを書いたからどうこう言って欲しい、
というわけではありませんので、ご注意ください。
私が忘れないために、整理するために覚書として
書いているということを頭の片隅に入れて
いただければ幸いです。


よろしければ「続きを読む」からどうぞ。

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「赤シャツ」全公演終了いたしました



無事に、何事もなく「赤シャツ」の公演を終えることが
できました。ご来場くださいました皆様、
本当にありがとうございました。

いつも、公演を観に来て!とお誘いするとき、
これがこの方のフロンティア初体験の公演だったら、
大丈夫かな、という思いが頭をよぎります。

フロンティア初体験=初めての演劇

という方もこの辺りでは珍しくないため、
このフロンティアの演劇がすべての演劇に対する
印象を決めてしまうもの、として私は捉えています。

どうしても演劇というと、
声が大きくて、
身振り手振りがオーバーで、
わざとらしい。
そんなイメージを未だに拭うことができません。

そして、フロンティアの演劇もそういった一面を
持ち合わせている、というのは私も重々承知しています。

時代に合わせて演劇のスタイルも変わってきました。
オーバーな表現の形から、静かな演劇、リアルな演劇、
言語にとらわれない演劇、そして近年ではロボット演劇
という形も出てきました。

地方演劇だからと言って、いつまでも旧時代の演劇を
続けなければいけないということはありません。
けれども、東京などへ観劇に行ったり、
県内の演劇を見たりすると、あぁ、やっぱりこの地域の
演劇というのは、最前線を走っている演劇から
少し時代が遅れているのではないか、と思う瞬間が
あります。

この形を好んでみているという方々、好きで見ている、
演じているという方も絶対数いらっしゃると思います。
それは本当にフロンティアで活動している者にとっては
ありがたいことだと思っています。

だから、もっともっと、面白い、好みだ、と思って
貰えることを届けていきたいと思うのです。
観劇するのが好きだから、というのもありますが、
私が観た「面白い」を、この地域で生きる人たちとも
共有したい。そういう思いもあります。

今フロンティアに来ていただいているお客様だけでなく、
そのお客様の下の世代にも、観劇の面白さ、演劇の
面白さを知ってほしい。
だからその世代も面白いと思うものを私は見つけて
いきたいと思うし、知っているのならば、知っているものが、
それを伝えていきたいと思います。

秋公演の後、その第一歩を踏み出したいと思っています。
まだどんなものになるかはわからないけれど。


どのフロンティアの公演を始めて観ても、演劇は面白い、
と思ってもらえるものがつくれるように、さらに
学んでいきたいと思います。
まずは次回公演。
これはフロンティアのお客様すべてに向けて公演できる
ものではないのですが、それ以上のものを秋公演に
お届けしたいと思います。
昔からのファンの方には懐かしいもの、
若い世代にとっては、好きなもの、
さらに下の世代にとっては“すてきな”もの、
だと思って創っていきます。

ぜひぜひ劇団フロンティアを忘れないでいてほしいと
思います。


最後になりましたが、足を運んでくださった皆様、
本当にありがとうございました。
あぁ、もうだめだ、と思った時にとてもタイミングよく
励ましの言葉をくれるお客様、ファンの皆様、
客だし挨拶の時に、いつも握手をしてくれるキッズファンの
みなさま、そういう人たちがいてくれるからこそ、
私は舞台に立ち続けられます。

どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします。



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不自由さを大切にしたいということ

今回の公演で気が付いたことがいくつかあって、
「不自由さを大切にしたい」ということもその一つ。

このデジタル化社会の中で、演劇って、生身の人間が
舞台に立って、お客さんもわざわざそこへ足を運ぶ。
とってもアナログなことをやっているなと思うのです。

特に劇団フロンティアなんて、建物は木造だし、
チケットは手で切り離してもぎるし、くつはビニール袋
に入れて持ってはいらなきゃいけないし、受付の人は
もうおばあちゃんだし、座布団や椅子はバラバラで、
すわり心地が最高というわけにはいかないし、
不自由なことだらけだと思います。

それでも、この数十年、お客様が途切れることなく
来てくださっている。
この意味を、私たちはきちんと考えて、守っていく
ことが大事だって私は思っています。


いくらでも効率化することはできる。
チケットレジを導入すれば管理が楽かもしれないし、
いっそのこと、チケットも無くしてしまえばいい。
下駄箱だって作って置けばいい。

でも、私は個人的にそれをしたくありません。

他の劇団にとっては必要なことかもしれないし、
そうなっていくかもしれない。
でも、劇団フロンティアにはそんなものは必要ない、
って思います。

くつを脱ぐお客様に手を貸したり、声を掛け合ったり、
それが私は劇団フロンティアだって思います。

お客様のチケットをうまくさばけなくて、受付に
人が並んでしまうことだってあります。
それでも、受付の愛嬌のあるおばあちゃんが、
一所懸命やっている姿が劇団フロンティアだし、
それをお客さんが見守ってくれたり、待っていてくれたり、
受付の人が面白かったって言ってくれるのが
劇団フロンティアです。
もちろん、スムーズにいくように、スタッフも
考えています。フォローをした方がいい、と気を
利かせてくれる団員がいます。

お客様に嫌な思いをさせない、というのはもちろん
だけれども、過剰なサービスをすればいい、
というものでもないと思います。
悪い言い方をすれば、お客様に甘えている、
という部分があるのだけれど、いい言い方をすれば
お客様を信頼している、ということだと思っています。
フロンティアのお客様は本当にあたたかくて、いい方
ばかりです。本当に助けられ、励まされています。
だから、それを団員達もきちんと受け止めて、
そういうお客様だから自分たちも何かしたいとか、
丁寧に対応したい、と思って欲しい。

アンケートだって、きちんと手から手へ受け取って欲しい。
私たちが感想を欲しい、と言って書いてもらっている
ものです。不自由でも、声を掛け合って、それを
お客様にとって嬉しいものにしてほしい。
それを考えて、行動するのが劇団フロンティアで
あってほしい。

それを何とか形にしたい、そう思っているけど、
きちんとお話しする機会が作れなくて今回は悔しい
思いをしています。
これは私が思っている理想であって、劇団として
こうあるべきだっていうことにはなっていないし、
これが団員全員に理解されるかもわからない。

今はただただ、お客様が気持ちよく観劇に集中
できるうように、っていうところを行動にする
ところ位までしか辿り着けていないし、そこまでが
一所懸命。
でも、いつか劇団のカラーとして、こういうことを
大事にしている劇団になったらいいなと思っている。

私たちはプロとして活動しているわけではないし、
作品もプロのものを観た方が面白いかもしれない。
それでも、観に来て下さるお客様が沢山いてくださる、
ということをきちんと考えなきゃいけないと思う。
その人たちが、何を思ってきてくれているのか、
何が楽しくて、何を待ってきてくれているのか。
作品ではない何か、を待っているのかもしれない。

それをくみ取って、形にできる劇団でありたい。

最初は役者の知りあいで観に来てくれる、
そんな方が多いと思います。
それが、今度は他の役者さんにも興味を持ってくれる。
そして今度は劇団のファンになってもらう。
私が考える素敵なファンの作り方です。

最後の劇団のファンになってもらう、というのは
とても難しいと思います。
その劇団のカラーが大事だと思います。

自分の好きな作品を上演してくれる、
いつも面白い作品をやってくれる、
笑わせてくれる、
自分の知らない世界を見せてくれる・・・
そんなきっかけがあると思います。
その中の一つにスタッフさんの対応とか、温かみとか、
そういうのが入ってもいいんじゃないかって思います。

今回の公演で、劇団のことを考えて、フロンティアの
特色ってなんだろうって凄く思ったけど、この
不自由さを大切にして、それをフロンティアのカラーに
していくこと、っていうものがあってもいいなと
思いました。

もちろん、今はまだこの不自由さがイライラすることが
あるけれど、いつかこの不自由さがフロンティアらしさ、
になってくれたらいいなと思います。


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赤シャツの世界で生きる瞬間が観られる日



無事、本日公演初日を迎え、終えることができました。
本日ご来場いただいたお客様、どうもありがとう
ございました。また、明日以降ご来場されるみなさま、
お待ちしております。

(((座布団もふかふか、シアターも暖めております)))




明日は沢山のとえみ扱いのチケットがあります。
チケットをご予約してくださった皆様、ありがとうございます!
簡単ではありますが、チケットにはちょこっとだけ
メッセージを添えさせておりますので、開演まで、
パンフレットと合わせてご覧いただければ嬉しいです。

チケットのご予約はまだ大丈夫です!
明日のチケットも、午前中まで下記からお申込みいただけます。

http://form1.fc2.com/form/?id=798248

また、ギリギリまでわからなくてご予約ができない方は、
受付にて、「のとえみのチケットで」 とお伝えいただければ、
上記の予約フォームからの予約と同様、1000円になりますので、
こちらもご利用ください。


通し稽古が始まってから、この赤シャツの世界で
マドンナを生きる、というのが私の中でどんどんリアルに
なってきたなぁと思っています。


基本的に、「誰かになりきること」なんて
できるわけがないはずなのだが、「誰か」を演じるからには、
その「誰か」として生きる方法を身に付けなければならない。
例えば癖であったり、口調であったり、表情であったり、
思考の流れや好き嫌い、などなど、数え上げたらキリがない。

「誰か」を演じるということは、その「誰か」という人物を
意識せずに、「誰か」の行動倫理に沿って生きなければならないのだ。
「人間を演じる」というのは、かくも過酷な所業なのである。


http://blog.livedoor.jp/hakoniwa_enbukyoku/archives/50518942.html
より引用(「盆栽をいじらない日常」)


私の好きな劇作家・演出さんの言葉、ここまでの領域に
達するにはまだまだだけれど、こういった瞬間があるな、
と自分で思えるところが出てきて、面白くなってきました。
自然と、気持ちから身体が反応してくれた手先や、
重心の位置や、台詞の語尾。
言葉が自分の頭から離れて、何も考えなくても口から
気持ちと一緒になってするする出てくる頃になると、
ようやく私はこの世界に立てた、と思うことができます。
そこから、生きる、というところまではまだまだだけれど、
生きている、ということを感じられる瞬間があるのは
嬉しいなと思います。

役者だけに専念できたら、もっともっと満足できるな、と
思う部分もあるけれど、それだけじゃ、劇団として
成り立たない。そういったもどかしさもあるけれど、
とりあえず今は、使える時間を役者として使いたいなと
思います。

そんな私を観に来ていただければ嬉しいです。


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よく読まれてます☆ どうでもいいことから壮大なことまで答えてます。











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