芝居を手にした黄兎の日々

芝居を再び手にした私が繰り広げる、やや外れた日々。
でも、きっと面白い日々に違いない。
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≪AE:レッスン組≫演技+演技

前半は主催でもある方が急遽レッスンに入って下さいました。

やったのは「初見読み」。



短時間で課題を読み、把握、それを表現する

というもの。

かなり自分の今の実力が試されます。

皆緊張している空気の中でのスタート。



基本的に「間違えずに読めるかどうか」というのが第一のポイント。

そして、「キレイに読める人はいっぱいいる。それプラス何か。」

というところ。守りに入らない、思い切ってやってみること。

なかなか出来ない事です。今日はそれを痛感。



今日の場合、自分がどれくらいのところまでいっているのか

ということと、もう一つ、性格のようなものが見えたと言っていました。



「思い切ってやっちゃう人」

「読めるので何となくやってしまえる人。」

「守りに入って、自分の能力内でやってしまう人」



一番最初のならばいいけれど、そうは簡単にはいかない。

性格もあるし。それを「やっちゃえ」という風になれるかどうか。



個人的には

「まだ<素材>の状態。それはそれでいいものがあると思うけれど、

どんなキャラクターを表現したいのか、どんな方向性でやっていくのかが

まだ全然だから、それを考えてみる。滑舌はまだ80%くらい。

もっと丁寧に読んで。」

という感じでした。



芝居を始めて5年位経つというのに、まだ、自分の色が

全然出てないのですよ。愕然としました。

何していたんだろう、この間。



「この役はこの人にやってもらいたい。と思って選んでもらうには、

キャラがあった方がいいし、そうなった方が。」



そんなことも言っておられました。

万年消去法でキャスティングされている自分としては

最もな意見だと思うし、そこまで一瞬で見るなんてやはり

素晴らしい方なんだなと初めて実感できました。

そのことは自分でも他の人に言っていた事だし、自分もそうなりたい

と思っていたことでもあります。



でも、万年消去法でキャスティングされている私は、

常に「求められる役」を演じてきたということ、

自分からこう演じたいと思ってやった役があまりにも少ないということ、

そういうことが今までとても多くて、そういう存在も舞台を作る上では

必要なのだとずっと思ってきました。



そして、「演出が持っているイメージを役者が具現化する」という

方と多く芝居をやってきたのではないかと感じています。

今日レッスンをしてくれた方は役者主体で舞台なり、作品なりを

作る方なのかな?と思います。

とすれば、今まで私が出会ってきた演出さんとはタイプが

違うわけです。役者をまず、見てくれる。



そういう意味では、私は自分自身で「こういうキャラクターになりたい」

「こう演じたい」と思ったことがあまりありません。

常に、演出が求めているもの、描いているものをどうにかして

私が表現するという思いが強くてここまできました。



役者としてキャラクターはいつか絶対持ちたいと思っています。

でも、今いる場所は、心のどこかで私がいるべき場所ではないし、

必要とされる場所でもないということも思っています。

ずっと芝居をしていく、その場所で、また5年、10年かけて

作り上げていくものなのかもしれません。
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この記事に対するコメント

・・・なるほど。 (連日のコメントお許しください!) 私は知らぬうちに、「与えられた役をやる時に、どのように その役を消化するか」ばかりに気を取られていたようです。 だからアニメのアテレコは、「絵に表現を規制されてしまう からつまらなそうだ」とか感じてしまったのでしょう。 のとさんにもそのときのコメントに書いていただきましたが、 そもそもそのキャラクターにあった声優さんを選んでいる わけですね。 なので、役者さんの重要な部分は「個性」になってくるの ですね。個性がない俳優さんは御指名で役が来ることがない。 味のある個性を持つことが成功要因になってくる。 役者さんによっては、自分の芸に広がりを持たせるために、 あえてキャラを変えて挑むようなこともあるようですが、 そのような場合は例外として、人から「この人不思議な 魅力がある」と思わせるような個性ってどのように生まれて くるものなのでしょう?自分的にはそれは意識して作るもの ではないような気がします。その人の経験した苦労や悲し みや、それらを乗り越えた自信や、うれしさ・悔しさ、 その人の人生観、そんなものが創っていくものなのではない でしょうか? カリスマ性のある人っています。役者さんで言えば、 ジョニーデップ、ゲーリーオールドマン、トニーレオンとか。 その人たちのカリスマ性って、とどのつまりその人たちの 思慮の深さとか、人間としての深みだと思うんですよね。 のとさんって、そういうのしっかり出していけるんじゃ ないかなと思います。最初ボイスサンプル聞いたとき 思いました。「あ、なんかこの子違う」って。 問題はどのようにそれを磨いていくかということですが、 それは(月並みですが)常に問題意識を持ちながら、人生 経験を積むことなのでしょうか。その中から自分なりの 価値観や人生観ができてきて、それがあなたの色になって いくのでは? 自分の内面を掘り下げていって、「自分はどんな生き方を したいんだ?」「自分はなにが嫌でなにが素敵だと思うん だ?」と自問自答するうちに自分で見つけ出すものなの でしょう。役者さんってちょっと哲学者っぽいです。 これは自分でその問題意識を持つことも必要ですが、 他人から引っ張り出してもらうという手もありますね。 ちょっと下衆な話題ですが、華原朋美って小室に発掘されて いなかったらあんなに注目されなかったでしょう。 その人の個性・良いところをいかに見つけ出すかが、 プロデューサーの力量です。のとさんで言えば、演出家さんの 手腕です。あなたの個性をうまく引き出してくれる演出家さん と早くめぐり合えるといいですね。 素人がまた偉そうに話してしまいました。 こんなこと、のとさんならもうお考えのことでしょう。 のとさんのダイアリー読んでいて、ふと思いついたので 自分のメモ代わりに勝手に書き込んじゃいました。 (あつかましい!!) 失礼いたしました!
あきた | 2006/02/01 11:01 PM
そうですね。 やっぱり対外的なお仕事(外部のアニメやCMなど)は 「この人でなければ」という要素が強い方が仕事に 繋がりやすいと思うので、キャラクターというのは 重要だと思ってしまいますね。 逆に言えば、私がやりたいと思っている舞台であれば、 劇団に所属していれば、ある程度の集団に所属していれば、 その中だけでの需要と供給ですので、 「この人でなければ」という要素だけでなく、 「一つの作品を組み上げるパーツという役者」という要素も かなり重要になってきます。 1つの舞台に全て「前へ前へ」というスタイルの役者を 使うとなると、その舞台自体が成立しなくなります。 主役タイプ、ヒロインタイプ、脇役タイプ、飛び道具… 絶妙なバランスが鍵になると思うのですね。 だから、特に弱小劇団は、オールマイティー型の役者が 一人は必要なわけです。消去法でキャスティングしていく (=これしか出来ない役者から優先してあてていく) と、自然と難しいポジションの役が残ることが多いです。 「こいつならなんとかしてくれる」という役者が必要に なってくるわけです。 そういう環境で過ごしてきたもので、 「私という<個性>を持つ役者を必要としている」のではなく、 「何とかしてくれると思われる役者になろう」っていう 意識の方が先に立ってしまうわけで、急に個性などと 言われると困ってしまいます。 そう考えた時、そういう意味でも私はアニメにむいていないのだなと 思ってしまったわけです。 <b>自分的にはそれは意識して作るもの ではないような気がします。その人の経験した苦労や悲し みや、それらを乗り越えた自信や、うれしさ・悔しさ、 その人の人生観、そんなものが創っていくものなのではない でしょうか?</b> そうですよね。 それが滲み出るのが舞台だと思いますし。 そしてこれが舞台の面白さだと思うんですよね。 特に私は時間をかけなければそういうものを自分の中から 表に出せなくて…難点ですね。 まだ先は長い、と思い知らされますし、反面、 まだ長い、先がある、と思えます。 <b>ちょっと下衆な話題ですが、華原朋美って小室に発掘されて いなかったらあんなに注目されなかったでしょう。 その人の個性・良いところをいかに見つけ出すかが、 プロデューサーの力量です。のとさんで言えば、演出家さんの 手腕です。あなたの個性をうまく引き出してくれる演出家さん と早くめぐり合えるといいですね。</b> そうですよね! と凄く思います。その部分に私が大きく頼ってしまって いる部分も大きいですね。自分で自分を引き出せる 力量が全くないので…。 これもご縁ですね。
のとえみ | 2006/02/03 12:20 AM
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