芝居を手にした黄兎の日々

芝居を再び手にした私が繰り広げる、やや外れた日々。
でも、きっと面白い日々に違いない。
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これは私なりの宣戦布告なのかもしれない

3月11日からスタートした公演「みんなの宅配便」も、
今日で4日間を終えました。
本当にここまで来られるなんて、沢山沢山稽古をしてきて
よかったなぁと思います。
稽古をあまりにも毎日してるから、こいつらバカなんじゃ
ないかって思われているかもしれないけど、本当に馬鹿
なので、仕方ないなって思ってます。(笑)


4日目を終えても、まだまだ出来ないことは沢山あって、
今日はここがよかった、今日はあそこがよかった、
そんな風に励ましてもらいながら、何とか1回1回、
1日1日進んで行っています。

自分がこうしたい、こうしようと思って稽古をしてきて、
ずっとずっと支えてもらって、応援してもらって、
私の力なんてほんの些細な所でしかないって毎回毎回
思いながら稽古や公演をしています。

「こうしたい」「こうしよう」をテキスト(台本)から
形にして、最低限それはできるようになったと思います。
でも、私がやりたいのは、そのテキストを越えること。
テキストから生まれることは最低限毎回できるように
なった。次は、そのテキストを越えて、自分が見たことが
無い表現や、自分からこんな表現がでるんだ、っていう
ことを舞台上で見つけること。そして、それをお客様と
共有する瞬間が生まれること。

本当に今回の台本はとってもとってもいい台本で、
そして、これができる台本だって思っています。
稽古の中で、何回もこういう瞬間に出会って、
今まで見たことのない光を見ることができました。
それを何とかお客様がいる、本番の公演の中でも
できないかなって思って、やってみようって
思ってはいるんだけど、緊張したり、自分を上手く
コントロールできなかったりで、なかなかできなくて。

テキストを越えて毎回毎回本物の感情をその場に
おろしているプロの役者さんたちは本当に凄いなって
思います。
私も本物の感情は目指しているけれど、本当にそれが
テキストに沿っていて、あっていて、テキストを
越えていて、お客様に伝わっているのか、不安で不安で、
それでも笑ってくれたり、よかったって言ってくれたり
するお客さんに励まされてここまでようやくこれました。

本番を迎えても、まだ悔しいなぁって思うことが
いっぱいあります。幸せなことなんだけど、気づいて
しまったできないことがあるって、本当に悔しいです。
やろうとしてても出来ないことも沢山あって、
ホントにまだまだだなって思います。悔しいなぁ。

観に来てくれた方の中で、今でもうまいと思うのに
それ以上上達ってするんですか、って聴かれたりもするけど、
わたしはまだ全然下手だと思うし、伸び代がまだある
って言ってもらえるくらい下手だし(笑)
それに、私はずっとずっと、プロとして舞台に立っている
人と同じくらい上手くなりたいって思ってる。
劇団ではプロの既成台本を使わせてもらってるんだけど、
それは、プロの人が演じた作品ってことでもある。
だから、プロの人が演じるくらいうまくなりたいし、
私が演じたからよかったって言ってもらえるのにも
憧れている。
いつまでもプロと比べているから、ゴールにはいつまで
経っても辿り着かないけれど、それでも、ずっと先を
目指したいし、その方が私は絶対面白いなって思う。

ちなみに私が目指すうまい、というのは、
「自分が思ったテキストの表現を越えた表現で、
 それがお客様に伝わる精度をあげること」
です。

この前それを舞台で目の当たりにしてしまったから、
やっぱり、私もそれをやりたいって思うし、そこに
一瞬でいいからたどり着けないかなって思ってます。
あぁ、遠いな(笑)
遠いけど、楽しいな。

でも、本番の舞台の上でそれに挑戦するのは本当に怖いです。
失敗するかもしれない。お客様が沢山いる前で、相手も
居る中で。できないかもしれない、できるかもしれない。
それでも、もしできるかもしれないなら、やってみたい、
って思う。それを本番でできるようにするために、
稽古をずっとずっとやっています。

今日は今までできなかったことができました。
こんな風にやりたいって思ってたことがあって、でも
それは本当の感情がちゃんとそこにあることが前提でしか
でいないことで。でも、なんとか、はっきりとした、
精度が高いものではなかったけど、ああ、きっとこれ
なんだろうなって思いました。悔しいこともあったけど、
そこは、嬉しかったです。
今日4日目に来てくださったお客様とは、初めて、
その部分を共有できました。こういう瞬間をもっともっと
お客様と共有していって、やっぱりのとえみって
面白い役者だなとか、いいなとか、応援したいなとか、
そう思ってもらえる役者で居続けたいです。


あと稽古ができるのは、多くても5回。
本番はあと、2回。

あぁ、さみしいなぁ。本当にさみしい。
なんで終わってしまうんだろ。いつかは終わらなきゃ
いけないことなんだけど、終わって欲しくないな。
でも、終わらなきゃいけない。
ちゃんと終わることができるように、最後まで諦めずに
前に進みます。

あと、本当に我がままで、こいつ何言ってんだって
思われるのは当然って思うんだけど、私の目の届く機会が
あるところで芝居をしてる人、私と向き合ってくれませんか。
それは多分、私を越えて、私の向こう側に自分自身をみる
事になると思うんだけど、私と向き合ってくれませんか。
悔しいかもしれない、辛いかもしれない、見たくないかも
しれない、知りたくないし、そんなことは必要ないって
思っていると思います。だから、観に来ないのかなって
思います。お前上から目線で何言ってんだって思われても
全然構いません。私は、私が稽古した、この半年間、
3月から初日まで毎日稽古したあの時間、使える時間を
出来る限りこの作品に使いました。
それでこれだけしかできないんだって思われても構いません。
これだけしか私にはできないんです。

それでも、観た人の、演劇に対する何かに、それは姿勢
かもしれないしやる気かも知れないし、やめるきっかけかも
しれないし、何かはわからないけれど、何かにはなれるんじゃ
ないかって、まだ諦めきれません。
観て、上手くなりたいって思って、色んな劇団さんの作品や
役者のレベルが上がって、県内のレベルが全体的に
あがったら、それはとても素敵なことじゃないですか。
私は演劇しかできません。舞台の上に立って演じることしか
できません。だから、それを観てもらうことくらいしか
できません。

もし、まだ可能性があるのならば、お願いします。
私の芝居と、私が好きな演劇に向き合ってくれませんか。
ダメだし、文句、言いたいことがあれば聴かせてください。
どんな方法でも待っています。

3月25日、26日、もし少しでもお時間をいただけるなら、
どうぞ、よろしくお願いします。

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