芝居を手にした黄兎の日々

芝居を再び手にした私が繰り広げる、やや外れた日々。
でも、きっと面白い日々に違いない。
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【鑑賞12】「アネモネ♭」

養成所で一緒だった友達が舞台に出るということで、行って来ました。銀座です。銀座なんて滅多に行かないので、内心やばいっと思ってましたが、いざ行ってみると、それなりです。でもお店とかは立ち入る事のできない領域でした。…一劇団員(研究生)が行くところではないですよね(汗)


さて、その舞台のお話をば。

舞台は死んだ人が通っていく場所。何の未練も無く、思いも無く死んだ人は「アネモネ」という場所をすんなり目指していける。けれど、未練を残した人はアネモネに行く途中の、下界とアネモネの間で彷徨うことになる。


交通事故で死んだ少年が主人公。そこで少年は何十年、何百年も前からそこで母を捜している少年と出会う。姉と喧嘩をして、仲直りをする前に事故で死んだ少年は、姉に謝りたい、そう思い、それが原因でアネモネへは行けない。同じ思いをさせるのは…と思う母を捜す少年、京輔は主人公を助けるために2人で下界に下りていく。


話的には興味深いものがありました。死んでから自分がいなくなった下界はどんなものなんだろう。上手く物事がまわっていないんじゃないか、自分がいなくちゃだめじゃないのかと主人公は自分の存在に期待するのです。けれど、実際はそうじゃない。自分がいなくても時間は過ぎて、どんどん忘れられていく。


きっと誰しもがそう思います。どれだけ自分は必要なのか、必要とされたい。自分の思いと現実は違う。見ていて「ああっ」って思いました。


世界観はいいなあって思ったのに、最初の段階でその世界観に入っていけませんでした。「え?なんかよくわからない。」雰囲気も無いし、突然だし、え?っていうようなかんじで、混乱してしまいました。もっと素直にというか、単純に始まって欲しかったかもしれません。


だから役者どうこうという話はあまりできないのですが、どうも主人公の少年が浮いていたような気がします。後、同じテンションというか、声というかで、何を伝えたいのかわからず…。台詞は聞こえるけど、気持ちがわからない。たくさん表現する言葉と手段はあるのに、気持ちが伝わってこないという感じでした。


もっと味のあるようにできたんじゃないかなあと思いつつ、でもこれでよかったのかなあと思いつつという感じでした。

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